2020/08/20

Recommended Summer Book - 2020年度上半期おすすめ書籍

  今月は、週に1冊か2冊のペースで、2020年上半期に刊行された書籍の中から、

ブログにておすすめの書籍をご紹介していきます。

海外刊行のアートブックは、完売後、すぐに再販されないものも少なくありません。
数年後にお問い合わせを頂きそうな本年刊行の書籍をご紹介しております。

《Recommended Summer Book #5: Stockholm Design Lab - 1998-2019》
オンラインストアへ→ストックホルム・デザイン・ラボ






































『シンプルで驚くべきアイデア』を推進力に、1998年にスウェーデン・ストックホルムに
設立されたストックホルムデザインラボ(SDL)。設立以来、スカンジナビア航空の総合デザインを始め、グラフィック、プロダクト、様々なデザイン要素を複合した新しいアウトプットとしてのモーショングラフィックなど様々なデザインワークを送り出してきました。

SDLは、デザイナー、ストラテジスト、アートディレクター、開発者、そしてサービスに携わる人々からなる学際的なチーム編成し、単なるグラフィックやパッケージのデザインにとどまらない、また、一過性のものに終わらない、ブランドとビジネスを変容させる総合的で持続的なアプローチを大きな特徴としています。

航空会社、美術館、アルコールメーカー、ファッションレーベル、スポーツブランド、自動車、ドラッグストア、ノーベル賞などなど、世界中のクライアントとのクリエイティブワークを手がけ、世界をリードする先進的なデザインラボとして非常に高い評価を得ています。

2020年、SDLの21年の活動をまとめた書籍が遂に刊行となりました。ブックデザインと編集ともにSDLが手掛け、厳選された紙と特色が効果的に使用されています。業界ごとに分類された数多くのプロジェクトが500ページのボリュームで、プロジェクトの詳細を伝えるモックアップや初めて公開される資料など900点以上の図版を収録。デザインの着想と過程や、舞台裏の逸話、ポートフォリオについての本書オリジナルの洞察を含む、特別なモノグラフとなっています。

卓越したデザインクリエイションの実践として、クリエイティブなデザイン活動を目指すデザイナーや学生にとって不可欠な、インスピレーションと知識を提供する一冊です。
















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