そんなカプーアの代表的な作品を、初期のものから最新情報までご紹介します。
▼1982年に発表された、カプーアがヒンドゥー教の寺院で目にした色鮮やかな粉末顔料を使用した初期の作品。
『To Reflect An Intimate Part Of The Red 』-【Anish Kapoor】より |
▼1990年以降、湾曲をキーワードとし、ステンレスを湾曲させた作品を制作。
『Untitled』-【Anish Kapoor】、【Turning the World Upside Down】より |
▼スケールを大きくし、野外での設置へと展開。
『Sky Mirror』-【Turning the World Upside Down】より |
▼シカゴのミレニアム・パークに2004から06年にかけ制作・設置された『Cloud Gate』では、さらに形が複雑に、スケールも大きくなる。
『Cloud Gate』-【Anish Kapoor】、【Turning the World Upside Down】より |
▼2007年以降、真っ赤なワックスを使用した作品『Svayambh』、『Shooting into the Corner』などを発表。
『Svayambh』-【Shooting into the Corner】、【Anish Kapoor】より |
『Shooting into the Corner』-【Shooting into the Corner】、【Anish Kapoor】より |
▼2011年、パリのグラン・パレに設置された、人が中に入って体験する超巨大作品『Leviathan』。
『Leviathan』の外観 |
『Leviathan』の内部 |
▼2012年のロンドン・オリンピックにむけ、建設が進行中のモニュメント『Orbit』のデザインを手掛ける。
カプーアの『Orbit』スケッチ |
▼おまけ
こんな作品もあります。 左はアクリルの箱の中に泡が、右はギャラリーの床に空いた奈落の穴…【Anish Kapoor】より |
当店が取り扱っておりますカプーアの書籍は4点。
左上より時計回りに【Anish Kapoor】、【Shooting into the Corner】、【Turning the World Upside Down】(アップしました!!)、【Sketchbook】 |
アーティストのサイト
http://www.anishkapoor.com/略歴
1954年インド生まれ。
1972年で渡英、美術学校で学ぶ。
1980年代には、トニー・クラッグ、リチャード・ディーコンと共に、ニュー・ブリティッシュ・スカルプチャーの代表作家と呼ばれるようになる。
1990年のヴェネツィア・ビエンナーレではイギリス代表として出展し2000年賞を受賞。翌1991年にはターナー賞を受賞。
世界中の美術館、ギャラリーで個展を多数開催。
2011年世界文化賞を受賞。
現在ロンドンに在住。
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