2012/03/28

アントニオ・ロペス=ガルシアのこと

スペインの画家「Antonio López García」(アントニオ・ロペス=ガルシア)
の書籍が2タイトル入荷しました。

昨日のblogでちょこっと名前のでたビクトル・エリセ「マルメロの陽光」の主人公です。

【ビクトル・エリセ】
スペインの映画監督
代表作「ミツバチのささやき」「エル・スール」
一昨年、河瀬直美監督の「3.11 A Sense of Home Films Project
にも参加。長編作品の制作に約10年の歳月を要している。
「マルメロの陽光」では、ロペスがいまだ描ききれず、毎年
秋になると挑戦するマルメロという柑橘類の木(実)の制作を
記録した。

ロペスも、エリセ同様長い年月をかけて対象と対話を続けながら
制作しており、20年の歳月をかけた作品もあります
マドリード・リアリズムの中心人物であり、国際的にも高い評価を受けています。


日常を切り取ったような絵も、フィクションとしておこした絵も
そして、彫刻も、彼の作品はとても丁寧なものばかりです。
それが、判断できる作品な気がします。
時間による光の移ろいや小さな瞬きのような微妙な動きも、
感じとれるようなそんな作品です。


届きました2タイトル。


マルメロの陽光で制作された
デッサンと絵。こちらは、Antonio Lopez
に載っています。

online shopにも、近日中にアップ予定です。 → アップしました!!


2012/03/27

ジェフ・ウォールのこと

ジェフ・ウォール''Jeff wall''
コンテンポラリーフォトグラファーとして代表的な人物です。
先日、彼が語る動画を見ました。
引っかかった言葉。


撮影しないことから始める
撮影しないで何かを探しているんだ
創作において持つべき自由の一例だ
再構成は、何か誠実なものへ導く変容へのプロセス


美術史を学んだ彼は、歴史的絵画の構成を現代に置き換え再構成するという
プロセスで写真をとり始めました。
それから、自分の目に写った美しいと感じた風景を
再構成しなおし写真を撮ります。
好きな写真の一枚「AFTER 'INVISIBLE MAN' BY RALPH」は、ラルフ・エリソン著の小説
「見えない人間」を再構成したものです。
AFTER 'INVISIBLE MAN' BY RALPH

現在当店で取扱は、3タイトルです。(右から)
「Tate Modern Artist's "Jeff Wall"
The Crooked Path
「Transit

目という素晴らしいレンズを持った私達は、その光景を
別のもので表現するとき
光や距離、構成をどのように置き換えるのか。
いつも登る課題の一つです。


もし、ジェフウォールが映画をとったら
ものすごい膨大な時間を要するのかな…と。
ビクトル・エリセもびっくりするでしょうか。

2012/03/26

お店の場合

今回のOPENは、たくさんの新しい書籍が届いたこともあって
またまた、実店舗を開けてみました。


今日は、少し店内を撮影してみました。


中央には、オススメの書籍をずらりと。
なぜか毎回つくってしまう変わった女子コーナー。
奥には、本棚。
マグナムコーナー。
大好きな、エリオット・アーウィット。
キャパのハードカバーの写真集は、見応えありです。

ペーパーバッグながら、DANCE/DREWは素敵!
京都で先日上映があったピナ・バウシュを
ご覧になられた方へ、オススメ。

前回も、入荷がありましたが今回もまた
入荷があったレベッカ・ホルン。
桜の近くに。



2012/03/21

STORE OPEN!

少しずつ日が長くなって、太陽の光が気持ちいい今日この頃です。


本日は、お店のオープンのお知らせです。
不定期に実店舗を開けますので、このような形で皆様にお伝えしていきたいと
思っております。
今回のオープンに合わせて、新しい書籍も届きました。
前回のオープン時には、お取扱のなかったアーティストも入荷しております。
もちろん、オンラインにもアップしますので遠方の方にも
御覧いただけるように準備してまいります。
Facebook やtwitterにも、お知らせを載せております。


アートブックに馴染みのない方にも、またアートを探求していらっしゃる方にも
一度ご覧いただけると良いなと思います。
自身のタイムラインに寄り添いながら、自由なスタイルで探求することが
できるのが書籍の良さの一つで、読書の楽しさなのかなと思います。


アルキメデスが難題を解決した時に、「EUREKA!(見つけた!)」と叫んで素っ裸でお風呂から飛びだしたように、
未知のもの発見をするたのしさを感じていただけるならば幸いです。


皆様のご来店心よりお待ち申し上げております。


[STORE OPEN! Artbook-EUREKA]
会期:3月25日(日)−4月1日(日)
時間:13時〜21時 ※最終日10時〜19時までとなります。
場所:京都市下京区麩屋町通五条上る535


























2012/03/18

Walter NIEDERMAYR

今回は、「Recollection」と「titlis」 を取り扱っています。









SANAA展 in 金沢21世紀美術館で、ホンマタカシ、ルイザ・ランブリとともに
このSANNA(サナー)(妹島和世+西沢立衛)の作品を撮影しています。
東京現代美術館にて、行われていました「建築、アートがつくりだす新しい環境」にも
作品がありました。


白が美しいニーダーマイヤーの作品。
他の写真家の作品にも白く光の多い作品はあるんですが、妙に見入ってしまったのが
彼の書籍を探したきっかけです。


ウォルター・ニーダーマイヤー’Walter NIDERMAYR’
1952年ボルツァーノ(イタリア)生まれ、同在住









2012/03/15

こんにちは



はじめまして、ArtBook−Eureka(アートブックユリーカ)です。


今日、online-shopがオープン致しました。
こちらのブログでも、本の紹介や展覧会やいろいろ
書き綴って行こうと思います。


今後とも、宜しくお願いします。


アートブックユリーカ